(第34節)横浜F・マリノス戦(home) 22:11

2008年ホーム埼スタでの最終戦、しっかり最後まで観戦した

●浦和レッズ 1 vs 6 横浜F・マリノス○

開幕戦、日産スタジアムに息子と出向き下を向いて帰ってきてから、あっという間の最終戦となった。今度はホーム埼スタでの決戦だ。レッズは優勝も3位以内のACL出場もなく、モチベーションをどのように上げていくのか、来季を見据えてのサッカーをして欲しい。それに岡野、内館のベテラン2名の最終戦であり、エンゲルス監督の最後の試合でもある。5万人以上が詰め掛けたサポーターは熱気でムンムンだった。

試合は早くからマリノスペース。22分にはPKを与え、前半は0-1で折り返した。後半に入り開始1分で強烈なミドルシュートを決められた。56分に難しい位置から細貝が得点をして、これから試合が面白くなりそうな気配がした。ところが64分、76分、80分、86分と10分以内に面白いようにゴールを決められ、ホーム埼スタでの最多失点6点を献上した。守備は完全に崩壊し、レッズのシュートは90分を通して2本しかなかった。

最後に岡野が出てきて、気持ちを入れて走り回っていたが時すでに遅かった。 つい数試合前までは優勝争いをしていたと思ったが、最後は7位で終った。崩れるときはあっという間で、ここまで保っていたのが不思議なくらいだ。

試合終了後に岡野と内館の挨拶があり、バックスタンドには30と19のビジュアルが浮かび上がった。今の状態でレッズを去るのは辛いだろうと思うが、第二の人生をしっかり歩んで欲しい。藤口社長が最後に出てきたが、あまりのブーイングに何を言っているか聞き取れなかった。フロント、選手、サポーター、なかなか噛み合わなかった1年だった。もっとワクワク、ドキドキさせてくれる、勝つサッカーではなく、魅せるサッカーを来シーズンは期待したい。新体制のもと、気持ちは今からワクワクしてる。

【RedsGoal】細貝(56分)【入場者数】53,583人【天候】晴 12.4℃【主審】奥谷 彰男【副審】平野 伸一/佐藤 秀明

(第33節)ガンバ大阪戦(away) 22:00

●浦和レッズ 0 vs 1 ガンバ大阪○

首位とは勝ち点差4、残り試合は今日の試合を入れて2試合、数値的には優勝の確率はほとんどない。それなら来期のACLは3位までが出場できるので2位と勝ち点差2、3位と勝ち点差1である。十分に狙える順位である。そんな計算をしていても、試合に勝たないとただの夢物語で終ってしまう。

ガンバとはACLの準決勝で痛い目にあい、今節は一度も勝てていない。ホーム埼スタで味わった屈辱を、万博で晴らしたい。レッズは最近の試合で4バックになっているが、今回もその布陣で挑んだ。前節のエスパルス戦から先発にエスクデロを起用し、今回もエジミウソンをワントップに達也とエスクデロの三角トップを組んできた。試合はホームのガンバが早いパスをつないでペースをつくり、時間とともにレッズは劣勢になっていく。2度連続でポストに助けられたレッズは反撃にでる。闘莉王がヘッドで合わせて、ゴールかと思われたがバーに叩きつけられたボールは真下に落ちてゴールラインを割らなかった。両者惜しい場面はあったが、前半終了間際にガンバFWの山崎がゴール前で思わず手を出してしまい、2枚目のイエローをもらい退場となった。

後半は数的優位に立ったレッズが仕掛ける。ガンバは失点しないことに注意し、シュートは打たせるが枠まではなかなか入れさせない。後半開始20分が経過し、ガンバは1本もシュートがなかなく、レッズがいつ得点してもおかしくなかった。そんな矢先、エジミウソンがボールとは関係がないところで乱暴行為による一発退場となり、試合は台なしになった。同数の戦いになってからはガンバが息を吹き返した。レッズも残り15分前に運動量を増やそうと、達也から梅崎に交代した。コーナーキックのチャンスは取るレッズだが、セットプレーは最後まで生かせなかった。両者決定打がないまま、このままいくかと思われた残り10分前にレッズの天敵、遠藤が仕事をした。加地からのクロスを珍しくヘッドで合わせてガンバが先制した。その後はレッズに同点に追いつく力はなく、連敗となった。

3位に入ることも難しくなり、2試合前までは優勝争いをしていたチームとは思えないチームになってしまった。試合終了後にピッチ上で都築とエスクデロがつかみ合いの喧嘩となり、他の選手が止めに入る状況になった。今のレッズの状態を表している、皆の前では見せてはいけない場面だった。昨年までのレッズが良すぎたのか、これが本来のレッズの姿なのか、J2に落ちたどん底を味わっているレッズサポはこのくらいではヘコタレナイ。更に熱いサポートをして盛り上げていくだろう。気持ちで負けたら全てが終ってしまう。

【RedsGoal】なし【入場者数】19,605人【天候】晴 14.8℃ 46% 【主審】松村 和彦【副審】江角 直樹/小椋 剛

(第32節)清水エスパルス戦(home) 22:33


●浦和レッズ 1 vs 2 清水エスパルス○

残り3試合で首位と勝ち点差1で2位につけているレッズは、勝ちつづけなければいけない。今季の残されたタイトルはリーグ戦しかないので、プレッシャーとの戦いとなる。更にホーム埼スタで55千人近くのサポータが駆けつけた。昨年、アントラーズに逆転優勝を許してしまい、そのお返しの舞台は整った。

エスパルスは若手中心で勢いがある。立上り硬さが見られるレッズはエスパルスの早い攻撃にてこずる。代表戦から戻ってきたばかりの闘莉王は明らかにコンディション不足だ。運動量が必要なボランチに闘莉王を入れたのは理解できない。攻めた後に戻れない隙を疲れ、前半21分に先制点を許した。引き分けすら許されない状態での失点である。前半は達也や相馬の惜しいシュートはあったが、0-1で折り返しとなった。

後半に入って運動量が増えてきたレッズは、エスパルス陣営に攻め入るが戻りが早くゴールがこじ開けられない。それでも前線に残っている闘莉王がヘディングと見せかけて胸トラップから角度のない所から右足を振り切り同点に追いついた。またもや個人技に助けられたレッズだった。同点になって俄然盛り上がってきたレッズだったが、一本のパスミスで試合が台なしになった。終了8分前に追加点を許してしまい、今のレッズに追いつく気力は残っていなかった。

試合終了後、ブーイングもでないレッズサポは、まだ優勝を信じているのか、それとも数年先を見ているのか。個々の力は勝っていても、チームがひとつにならないと結果がついて来ない。団体競技の醍醐味である。前を向いて走っていこう!

【RedsGoal】闘莉王(67分)【入場者数】54,709人【天候】晴 15.9℃【主審】穴沢 努【副審】手塚 洋/八木 あかね

(第31節)コンサドーレ札幌戦(away) 22:20

○浦和レッズ 2 vs 1 コンサドーレ札幌●

この試合を入れて残りは4試合。5位のレッズは首位のアントラーズと勝ち点差で3つ、他力本願にはなるが全勝しかない。コンサドーレはJ2降格が決まっているが、公開練習をしなかったり気合は入っている。

レッズは4バックのシステムを変えてきた。両サイドを厚くし、負担を軽くすることにより運動量を増やそうとした。初先発のエスクデロの動きもフィットし、開始早々からコンサドーレのゴールに迫った。レッズにいつ先制点が入ってもおかしくない状態だったが、サッカーはわからない。レッズが攻めているこぼれ球を前線にロングフィードし、ダヴィが坪井とのスピード勝負に勝ち先制点を許した。コンサドーレはこのカウンターでしか得点できないパターンでしっかりゴールを決めた。レッズはいつもの悪い癖で、攻守の切り替えの遅さが出た形だった。システムも変更して連携ができていなかった。しかし、今日のレッズは前へ前への意識が強く、ポンテがミドルからシュートを放ちポストに跳ね返ってきたボールを達也が詰めた。早い時間で同点として落ち着きを取り戻した。

前半で追いついたレッズは後半も勢いがあった。後半開始9分で、エジミウソンが後ろからループで上がってきたボールに割り込み、そのままシュートが決まった。レッズが待望の追加点を取った。その後はレッズが守りきり待望の勝ち点3を得た。アントラーズは引き分け、2位のグランパス、3位のフロンターレは負け、4位のトリニータは引き分け、と上位陣が勝ちきれなかった。その結果レッズが首位アントラーズと勝ち点1差で2位になった。まだまだ勝負はわからないことになった。優勝とJ2自動降格を巡り、今年のJリーグは最後まで目が離せない。

【RedsGoal】達也(28分)、エジミウソン(54分)【入場者数】28,901人【天候】屋内 21.4℃【主審】家本 政明【副審】抱山 公彦/金田 大吉

(第30節)アルビレックス新潟戦(away) 22:39

○浦和レッズ 1 vs 0 アルビレックス新潟●

試合開始前、レッズ側バックスタンドは静まり返っていた。数年に一回は応援がない試合がある。いつもの盛り上げがなく、選手には一番堪える応援だ。ましてやレッズに次ぐ熱狂的なアルビレックスサポが集結しているアウェイのビッグスワンスタジアムである。選手はプレイの気迫でレッズサポの声を呼び戻さなくてはならない。

ところが試合開始早々から、レッズは今季最悪とも言える見方を見つけ出すことから始まる横パスサッカーが展開された。ボールは支配しているが、回すだけでアルビレックスにとっては全然恐くないサッカーだ。逆にアルビレックスはカウンター狙いで、前線にボールをどんどん入れてくる。危ない場面が何度かあったが、都築が防いだ。アルビレックスの決定力のなさも助け、前半は何とか0-0で折り返した。

後半、レッズは左の山田と右の平川が入れ替わっていた。後々の記事を読むと、キャプテンの山田がハーフタイム中に自分で提案したそうだ。ピッチの外から冷静に監督が見ていて指示をする以上に、選手が危機感を感じての直訴だった。今のレッズは監督が機能していないことが露見した出来事だった。ポジションチェンジのお陰か、山田が機能しだしようやくレッズが攻めに出られるようになった。途中で高原に代わって達也がはいり、更にレッズは得点のニオイがしだした。そして後半も残り10分となったところで、ボランチの細貝がペナルティーエリア内まで侵入し、エジミウソンにDFが引っ張られる動きを見逃さずに反転してシュートが決まった。前半はほとんどペナルティーエリアの中にFWすら入ることがなかったが、後半はもう一人のボランチの阿部も積極的に押し上げている。

最後は待望の1点を守りきり、上位陣がドローや敗退があったので、勝ち点3差の5位だが優勝圏内に残った。首位のアントラーズとFC東京の試合も見ていたが、内容的にはレッズの試合より圧倒的に良かった。両チームとも気持ちが伝わる試合で、見ていて面白かった。アントラーズは負けはしたが、この試合が出来ていれば、早々は負けないと感じた。一方のレッズはACLを落とし、もうこれ以上失うものは何もないので、ガムシャラに行って欲しい。監督と選手に距離があるように感じるが、チーム一体にならないと優勝は難しいと思う。リーグ次節までは天皇杯をはさむので、昨年の二の舞にならないよう、全ての試合で体調がベストなメンバーで戦って欲しい。

【RedsGoal】細貝(80分)【入場者数】40,359人【天候】曇 19.9℃【主審】岡田 正義【副審】宮島 一代/大塚 晴弘

(第29節)ヴィッセル神戸戦(home) 22:31

●浦和レッズ 0 vs 1 ヴィッセル神戸○

Jリーグもこの試合を入れて残り5試合、勝ち点6の中に6チーム(鹿島、名古屋、大分、川崎、浦和、大阪)がひしめく大激戦となっている。レッズは前節のジェフ戦で痛い1敗をきしている。連敗は絶対に許されない埼玉スタジアムは試合開始前から熱い応援を送っていた。今回はシーズンチケットを持っていた友人が来られなくなったので、久しぶりに息子と一緒に見晴らしのよいシートで観戦した。

レッズはホームなので試合開始早々は前にでる。ヴィッセルはカウンター狙いが明確に出ていて、ボールを奪ってからの展開が速い。レッズは横パスを通しながら何とかヴィッセルゴール前までは運ぶが崩しきれない。逆にヴィッセルは素早い展開から今季初先発のゴールキーパー山岸に何度か助けられた。前半は右の平川が1対1で仕掛け、サイドをえぐったパスをエジミウソンが真正面のシュートにシュートしたが弾かれ、戻ってきたボールに高原が反応したがまたキーパーに押し出された。今日のレッズはこのシーンしか得点のニオイはしなかった。

後半に入るとヴィッセルに勢いが増し、レッズゴールへのシュートが増えていった。レッズは何としても勝ち点3が欲しいので達也と梅崎を入れて活性化を図った。何度かシュートまで持っていたが、コーナーキックを弾かれ、そこからカウンターを食らい、大久保の絶妙のパスで勝負がついた。レッズは守備に戻る気力が薄く、あっさり先制点を許した。今のレッズに反撃の力はなく、無得点で試合は終了した。

あまりにも不甲斐ない試合だったので、試合終了と共に埼スタをでたので、闘莉王が泣いていたシーンはテレビで知った。選手は頑張っているが、チームとして機能していない。何がしたいのか、どうやって得点を取るつもりなのか、選手全員が共通認識になっていない。パスを持ったら見方を探す時間がながく、各駅停車の横パスでボールが渡ってきたら、どのチームでも守れてしまう。こんなにつまらない試合を見に47千人以上のサポーターが集まってるわけではない。ガラガラの埼スタにならないように、最終戦まで優勝争いがもつれることを、神頼みするしかなさそうだ。それにしてもレッズは今までのチームとしての戦術を浸透させなかった2年間のつけが大きく、勝利のメンタリティーは何処かに飛んでいってしまった。こんな試合を続けていると息子が一緒に来てくれなくなってしまう。

【RedsGoal】なし【入場者数】47,325人【天候】曇 22.3℃【主審】山西 博文【副審】岡野 宇広/柴田 正利

(第28節)ジェフユナイテッド千葉戦(away) 22:24

●浦和レッズ 2 vs 3 ジェフユナイテッド千葉○

J1残留争いをしているジェフと優勝争いをしているレッズ。どちらがこの試合に賭ける思いが強いかが、今日の試合の勝敗に表れる。4連勝のジェフは勢いがあり、フクアリでのレッズはあまり良い思い出がない。

開始わずか20秒で試合は動いた。サイドで取られたボールは素早く前線に渡り、チョコッと深井がボールコースを変えただけで先制された。いつも指摘されている、立上りや終了間際のレッズの失点パターンだ。しかし、優勝争いを続けるなら負けは許されないレッズは、エジミウソンが上がってきた闘莉王にパスを通し、左足で振り抜き、8分で同点となった。ジェフにとっては直ぐに追いつかれてしまい、ダメージは大きいはずだ。しかし、ジェフの運動量は更に激しさを増し、一進一退のまま前半は終了した。

後半は技術よりも気持ちの勝負、と両監督からのコメントがあった。気持ちはジェフの方が強く、レッズは攻められる時間が長くなった。その時間帯で、またもや深井がペナルティーエリア内で見事なボール捌きを見せ、2点目がジェフに入った。どうしても負けられないレッズは総攻撃に出て、ポジションも関係なく前掛りになった。なかなか点が入らないレッズはGK都築から坪井に手渡ししたボールが奪われ、3点目を与えてしまった。今季何度かこう言うシーンを見ている。諦めきれないレッズは更に攻撃を続けるが、工夫がない。86分にジェフの守備が乱れ、永井からフリーのエジミウソンに渡りレッズが1点返した。もう1点返すまでの時間があまりにも短く、痛い、痛い1敗を受けてしまった。

早い先制点とミスでの3点目を与えてしまい、これでは勝つことはできない。これで順位は5位となったが、首位とは勝ち点3しかない。残りは6試合だが、まだ優勝を諦めるには早すぎる。リーグ戦は最後の最後までわからなくなっている。それより心配なのは、3日後に迫っているガンバとのACL準決勝だ。今日のようや気持ちで負けている試合をしていたら、ガンバ相手には非常に厳しい。同じ日本国同士での戦いなので、移動等で有利である。レッズサポーターは大応援団となって集結するだろう。リーグとACL、なんとしても2冠を取りたい。

【RedsGoal】闘莉王(8分)、エジミウソン(86分)【入場者数】16,718人【天候】曇 23.6℃【主審】松尾 一【副審】前島 和彦/間島 宗一

(第26節)京都サンガF.C.戦(home) 22:26

△浦和レッズ 2 vs 2 京都サンガF.C.△

ACLがあったので、変則日程での第26節が駒場スタジアムで行われた。レッズは勝ちつづければ、連戦が続くのはわかっている。そのためにシーズン前に補強をして準備していたはずだ。しかし、想定外なことは起こりうる。今回は闘莉王が怪我でペンチスタートとなった。組織で機能しないレッズは個人頼みとなり、今レッズで一番頼れるのは闘莉王だ。闘莉王の穴をどのように埋めるのか、DF陣の奮起に期待したい。

開始早々、駒場のピッチの悪さに驚いた。前夜の雨の影響か、芝はボコボコである。戦っているチーム同士条件は同じはずなのに、レッズのミスがやたら目立つ。普段から最高の芝環境の中で練習をしていると、悪条件には弱いのかもしれない。リーグ戦の残り試合も少なくなり、優勝をするには勝ちつづけないと苦しいくらい混戦になっている。しかし、今日のレッズは空回り状態で、パスも繋がらす凡ミスが多い。顕著に表れたのは、サンガのフィルナンジーニョがオーバーヘッドの着地に失敗し、腕を負傷して場外に出ていた矢先に起こった。サンガゴールからDFに送り、そこからロングフィードで前線に送ったボールが中盤から走っていた選手に渡りあっさり先制点を許した。完全に一瞬の間が出来た瞬間だった。その後ハーフ終了5分前からセットプレーで1点、ポンテの切り込みから高原に合わせ、前半であっさり逆転した。

これで後半は楽勝ペースかと思われた。しかし、開始早々に短いパス回しから、柳沢の動きについていけず、あっさり同点弾を食らってしまった。その後は、勝ちたい気持ちが出ていたが、組織プレーができないレッズは個人のパワープレイに頼り、ゴールを割ることはできなかった。

前回のグランパスに続き、痛い、痛い引き分けとなった。引き分けの勝ち点1が後々に効いてくるのか、これだけの混戦だと意味がないような気がする。残り7節、勝ちつづけるチームが出てくれば4位のレッズに勝ち目はない。もう引き分けも許されない状況は、今のレッズには厳しい現実だ。

【RedsGoal】エジミウソン(40分)、高原(42分)【入場者数】16,225人【天候】晴 19.2℃【主審】高山 啓義【副審】山口 博司/中込 均

(第27節)名古屋グランパス戦(away) 22:44

△浦和レッズ 1 vs 1 名古屋グランパス△

今年に入ってグランパスとはリーグとナビスコ予選で3試合をこなし、どの試合も大敗している。苦手意識を持たないためにも絶対に勝ちが必要だ。レッズが勝てば暫定だが特失点差で首位となる。

試合は開始早々から気合の入ったプレーが見られた。グランパスは徹底的にサイド攻撃を仕掛け、レッズはしっかりサイドに対応した。組織プレイならグランパスだが、個の力だとレッズが上回る。前半終盤が近づき、個の力で高原が中央から強引にドリブルを仕掛け、左サイドに渡しサイドから早いボールをエジミウソンが合わせ、レッズが先制した。ところが後半早々、闘莉王が巻とのヘッドの競り合いに負けて同点となった。ACLとの連戦が続き中、意志だけではどうしようもない疲労が溜まっている。

その後、惜しい場面はお互いにあったが、追加点は生まれずドローとなった。気になったのは連戦が続くレッズだが、今回は高原が永井に代わっただけだった。選手が固定され、元気な控えが出られない。日頃の練習から見ていて出場選手を決めていると思うが、それにしても偏りすぎている。選手を代えられないのは、チームで戦っているのではなく、個の力で戦っているからだ。今更連動性は求めないが、選手のモチベーションだけは高く保って欲しい。

【RedsGoal】エジミウソン(40分)【入場者数】19,811人【天候】曇時々雨 19.8℃ 【主審】松村 和彦【副審】山崎 裕彦/小椋 剛

(第25節)大宮アルディージャ戦(away) 22:43

○浦和レッズ 1 vs 0 大宮アルディージャ●

ACL準々決勝でクウェートまで遠征して中3日、昨年のことを考えると日程が詰まっていた方がよいパフォーマンスが出るのでは、と期待をしてしまう。アルディージャは昨年までは埼スタをホームとしており、レッズとのダービー戦はアウェイ状態での戦いとなっていた。今年は採算を度外視し、新生NACK5スタジアムでの開催となった。満席が15,500人で約14,000人が入場したので見た目はほぼ満席状態。あふれたレッズサポは無料の埼スタでのパブリックビューイングに集まった。

試合開始はホームアルディージャがほぼボールを支配していた。しかしレッズもペースがだんだん上がってきて、これから!という時に雷雨による中断となった。レッズは今季、アウェイのアントラーズ戦で再開後に手痛い失点を経験している。1時間近くに及ぶ中断後、レッズはバランスを保ちながら守りではなく攻めに出た。相馬が絶妙のタイミングで前線の高原へロングパスを送ると、我慢しきれずキーパーが飛び出し、冷静に反転して股を抜くシュートで先制点が入った。その後はアルディージャにほとんどサッカーをさせずに前半が終了した。本来ならこの間に追加点を入れておけば、省エネの試合運びができたはずた。

後半に入ってからアルディージャは目が少し覚め、ダービーらしくなった。それでもレッズの守備陣がしっかりマークに入り、ほとんどシュートを打たせなかった。勝ちにこだわる闘志が感じられるレッズは、試合運びが絶妙で、得点差以上の力の差を見せ付けての勝利だった。

アルディージャはサポがたくさん来ていて、気持ちが入っていたはずだが、足が重かった。今まで逆境の埼スタではすごい闘志を見せてレッズに迫ってきたのに、今回はまったく感じられなかった。レッズは中2日で今度はホームにてACL戦が控えている。リーグとACL、どちらも大切なタイトルで、どちらもタイトルが手に届くところに位置している。この緊張感が今まで見ていて、どうにもこうにもパッとしなかったレッズのサッカーを変えてくれそうな気がする。

【RedsGoal】高原(27分)【入場者数】13,559人【天候】雨 21.5℃【主審】柏原 丈二【副審】廣嶋 禎数/平野 伸一